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拳正道の修行に役立つ偉人達の言葉 A
清水宏保(スピードスケート世界記録保持者)
レース前の人間の心境というのは、ものすごく不安との戦いなんですよ。
例えば、転倒とか、失敗とか、ふっと心の中に浮かんできたら、
息を鼻から思い切り吸って10秒間止めます、10秒数えるんですよ、
自分の中で・・・そして、その不安を一気に深呼吸。
吐く空気と共にわ〜と吐き出すんですよ。
(緊張体験をイメージする)
一年間に何度も試合を行なっている選手の中には、多くの緊張する場面を実体験していく中で、
緊張に対する心の慣れが生じてくる人がいます。これは緊張に対する耐性ともいえます。
人間には本格的に緊張から生じるストレスから身を守る防衛本能として慣れが生じるように
なっているのです。ある不快なことを毎日長い間与え続けると、当初感じていた不快感さえ
感じなくなってしまうものです。緊張を激しく感じるのは、ある意味で緊張する場面の回数不足
ともいえます。レギュラーで毎試合戦っている打者と、ときどき打席に立つ代打では心の慣れが
全然違ってきます。しかし緊張を実体験の中で慣れさせるのを待ってはいられないでしょう。
そこでイメージの中でピンチの場面や絶対ミスが許されない場面をリアルに描いて、イメージの中で何度も緊張を体験すればよいのです。実体験の緊張よりは、少し小さい緊張かもしれませんが、回数が多くなれば、確実に緊張に対する慣れと耐性が出来上がってきます。
                  ーーメンタル強化バイブル 高畑好秀 池田書店
ヴバンダレイ・シウバ(PRIDEミドル級初代王者)
----試合前、控え室で何をしているのですか?
<絶対に勝つんだ、絶対に勝つんだ>と繰り返し心の中で叫んでいるんだ。
僕だけでなく、シュート・ボクセのジムに所属する選手は全員していることだ。
(ビッグマウス)
よくスポーツ選手が口にするビッグマウスを耳にして、
<何を大きなことをいってるんだ>と思われた方も多いのではないでしょうか。
しかし、これも大きな自己暗示なのです。口に出して自分や他人に言っていると最初は他人も
半信半疑の気持ちで聞いているのですが、それを言いつづけることで他人もだんだんそれが
真実のように思えてきます。
そうなると他人の自分を見る目が口にしてきた自分の姿のように変わってきます。
<自分は次の試合で必ず勝つ>といい続ければ、他人も<おまえは次の試合できっと勝てるよ>と言ってくれるようになります。周囲の人からも次々にそう言われることで、自分の心だけで暗示をかけるよりもさらに強まります。口にする目標は、現在の自分の実力の三割増くらいがよいでしょう。それは他人にも暗示がかかりやすい範囲だからです。それ以上のことを口にすると、
<そんなことは絶対無理だ>と他人から言われ、逆にマイナスの暗示がかかってしまいます。
しかし、心の中では<自分はオリンピックに出る選手だ>
くらいの大きな目標も同時に暗示をかけ続けることが大切です。

          ーーメンタル・強化バイブル 高畑好秀著 池田書店
川上哲治(元巨人軍監督)
わたしの監督時代、悪コンディションの中での勝率は8割5分くらいあった。
逆境を嫌がって不利とするか、逆境を喜んで有利とするかどんなときにもこつこつとあきらめずにやる気構え、日々の訓練とその心の準備があれば、実力を度外視した粘着力が加わってくるのである。
(確固たる目標を一つに絞る)
確固たる目標をもたない人は、あらゆるものにダイヤルを合わせて、結局なにも得ることは
できません。彼らは実に不運な人たちです。何百万という相矛盾する考え方になすがままにされて彼らの人生は混乱と苦しみでいっぱいになっているからです。一方、確固とした目標を持つ人は、慎重にある一つのことだけにダイアルを合わせます。もしお金が目標であれば彼はお金を得ます。地位がほしい人は地位を得ます。こうした人がねらいを定めた目標は、達成されずにいることは決してありません。何かに意識を向ける時、あなたは自分の生命力の一部をそのものに移転します。
対象が大きいものか、小さなものか、物質か、物質でないかは関係ありません。生命力の移転がなければそれをあなたがたにひきつけることはできません。そして、そのことを心の中で念じつづけている間はずっと、あなたはその目標に栄養をおくり続けているのです。あなたの望みがどれほど真剣かによって、その生命力の強さもちがってきます。ですから、その力を向ける先がいくつもあると力は分散されて、それぞれの目標はごく弱い刺激しか受けられず、その結果反応が遅れ、
時には全くなにも起こらないというわけです。
          
                   −−マスターの教え ジョン・マクドナルド 飛鳥新社
マジック・ジョンソン(元NBAスーパースター)
《 黒人の子供たちへのメッセージ 》           
       
「君には無理だよ」という人の言うことを聞いてはいけない。
もし自分で何かを成し遂げたかったら出来なかった時に、他人のせいにしないで、自分のせいにしなさい。

多くの人が、僕にも君にも「無理だよ」と言った。彼らは君に成功して欲しくないんだ。なぜなら彼らは成功できなかったから、途中で諦めてしまったから・・・・だから君にもその夢を諦めて欲しいんだ。不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだ

決して諦めてはだめだ!
自分の周りをエネルギーであふれるプラス思考の人で固めなさい。
近くに誰か憧れる人がいたらその人にアドバイスを求めなさい。
君の人生を考えることが出来るのは君だけだ。
君の夢が何であれ、それに向かって行くんだ。
何故なら君は幸せになるために生まれてきたんだ
トミー・ラソーダ(元メジャーリーグ監督)
レースは一番速い奴が勝つわけじゃない。ケンカは一番強い奴が勝つわけじゃない。
レースやケンカで勝つのは、一番勝ちたいと思っている人間が勝つのだ。
(最も勝ちたいと思う人間が勝つ)
豊かな才能をもっていても失敗する人とこうした成功者との違いは、ただ絶対に成功するという
意志の力の差だけである。成功する人間は、普通の人より何倍も強い情熱と意欲に満ちているのだ。
法律家になろうと決意したある若者がリンカーンに助言を求める手紙を出した。
その時のリンカーンの返事を紹介しよう。
 <法律家になろうという君の決心が本当に堅いものなら、もうすでに希望の半分は実現しています  夢を実現させるのだという強い意志こそが、何にもまして重要であることを決して忘れないで
  ください。>

成功したセールスマンが、自分の駆け出しの時代を振り返って次のように語った。
 <仕事を始めたとき、私は自分の長所と短所を貸借対照表のように計算して、自分自身を評価して  みた。それで短所の多さにギョッとした覚えがある。セールス経験はゼロ。教養は並、ボイスト  レーニングも受けていなければ、他の人をひきつける強烈な魅力もない。 一流セールスマンに  なれる要素がゼロに近いってことは、はっきりしていた。
  長所といえば、たった一つ。一流のセールスマンになってやるという意欲だ。その決意だけはメ  ラメラと燃えていて強迫観念に近いほどだった。あんな若造の時でも私がこの性質を長所に挙げ  ていた理由は簡単だ。成功を望まずに成功した人間など聞いたことがなかったからね。>

     −−今できる事から始めよ アラン・L・マクギニス 三笠書房
川上哲治(元巨人軍監督)
野球が強いか弱いかの差は、そのチームの勝つことへの執着心の差だ。
川上哲治氏の教訓

どんな強いチームにも必ず波があって負けがこむ。しかし勝つという執着心を常に持っているチームの真価はそこではっきりと現われる。勝負がいったん決まったかに見えるような試合でもあきらめない。毎回、第一打者は<何が何でも出塁する>という気迫でいる。相手投手にうちとられるにしても、一球でも多く相手に投げさせるように粘る。そして、相手チームの救援投手を引っ張り出させる。この執念が逆転を生む。また、明日への勝利につながる。
佐々木主浩(プロ野球選手)
自分が最後の打者を打ちとって<ヨシッ>とガッツポーズしている姿は、何回か目を閉じてイメージするようにはしています。そうすると、いよいよマウンドに向かうというときに、気持ちがグッと高まりますからね。
《大魔人・佐々木流のイメージトレーニング》

---どんなふうに集中力を高めているのですか。佐々木さん流の方法があったら教えてください。

僕は誰とも話さず自分の世界に入るようにしています。7回まで冗談とかを言い合ったりしてリラックスしている分、急に話さなくなることで、ギャップが生じますよね。その落差があることで心の中に<よし、今から集中の時間だ。>という声が響き安いんです ね。序盤からだらだらと集中していこうとすると、ここ一番というときに気持ちが入らず に<集中すること>に集中できないんです。
やり方としては、誰とも話さないようにして、ボールとか何でもいいんですけど、ただ一点をじっと見つめるようにしているのですね。一点を見ることに集中していると、雑念が消え、頭の中も真っ白な状態にできるんです。そうすることで目も集中できるし、心にも余計な雑念がなくなります。

---ということは、登板前には攻め方を考えるとか、登板したときのことは、考えないのですか。

そうですね。できるだけ白紙の状態にしておこうとは意識しています。登板前にあれこれ考えると、ろくなことを考えないですからね。そうなると<ああ、今のパターンで考えると打たれてしまいそうだな>とか不安ばかりが生じてきますから。試合とは関係なくリラックスしているときには、比較的良いことばかりを考えれるんですけ ど、いよいよ登板がちかづいて緊張するときは、本当に悪いことばかり考えてしまうもので す。だから意識的に配球とかゲーム展開などは考えないようにして、
心の外に押し出そうとしてますね。
                 
                       メンタル強化バイブル 高畑好秀著 池田書店
ジャック・デンプシー(ボクシング元ヘビー級世界王者)
ぼくは寝る前と食事前に一度もお祈りをかかしたことがありません。
祈りが叶ったことが何千回もありますし、祈りを捧げて、何もご利益のなかったことは生まれてから一度もありません。
(信じることの効果)
お守り、魔よけのお札、幸運の愛好物、四葉のクローバー、ウサギの足など世間で幸福の品と信じられている多くのものがあります。それら自体は生命力のないもので、なんの力もありません。
しかし人はそれらに力があると信じこむと、それに生命力を吹き込むことになるのです。
そのもの自体に力があるかどうかは問題ではありません。人が信じることによって、はじめてそれに力が生まれ信じることが効果を作りだすのです。 ヒビがはいったり壊れたりした鏡は縁起が悪い、と西欧では古くから言われていますが、人がそう信じなければ、決して悪運の原因とはなりえないものです。悪いという信念が大切に保たれ、はぐくまれ、だれかの心の奥深く根をおろすと、その人に悪運をもたらすことになります。不思議なことですが、潜在意識は信じたことをかならず実現させる力を持っているのです。 お守りや、ものの象徴などは、迷信的な単純な人たちだけでなく、非常に知的レベルの高い人でも信じる人が相当にあります。

               ーー信念の魔術 C・M・ブリストル ダイヤモンド社
ブルース・リー(映画俳優、武道家、東洋思想の哲学者)
不可能を可能にする!
自分の中に、信念よりも大きく、熱望よりも大きく、自信よりも大きく、決意よりも大きく、そして夢よりも大きいものがあるのを感じるんだ。それらは個別のものではなく一つの総体であり、これが神といえるかどうかは別にして、偉大なる未知の力、ダイナミックな何かを自分の中に感じるんだ。
この感覚は言い表せないし、何かに例えられるものでもない。何か強い感情と信念が混ざり合ったというか、それよりも遥かに強い感覚なのだ。水たまりに小石を落とすと、波紋が広がりやがて全体に及ぶ。私が行動計画を立てるときに起こることは、丁度そういった感じなのだ。自分の考えを丁度その場で未来に投影できるのだ。私には先の状況が見える。そう簡単に落胆することはないし、障害を乗り越え、挫折に打ち勝ち、不可能が可能になることを思い浮かべるのだ。
             −−The warrior within (ブルース・リーノーツ) 福昌堂
(コメント)
アクションスターとして有名なブルース・リーは、実は大学で講義ができるほどの東洋思想の哲学者でもありました。死後30年ほどたった今でも、その魅力が薄れる事なく 人々に共感を与えつづける秘密は案外そのような所にあるのかもしれません。人種差別の色濃く残っていた時代のアメリカで大成功を収め、ハリウッドにおいて、東洋人として初めて名前を刻んだ彼の人生は、まさに不可能を可能にした実践者であるでしょう。
小出義男(オリンピックマラソンコーチ)
『おまえは、世界一になれる!』と、毎日のように言い続けたのだ

高橋(尚子選手)にしてみれば、365日『おまえは世界一になれる』と
同じことを言われていると、本当はなれっこないと半信半疑でも

『あれ、もしかしたらなれるのかな』
とその気になってくる だが私は本当の本気だった・・・
駅伝で自己最高記録を出した後も、高橋には

『おまえは一番になれる!絶対になれる!世界一になれる!』と
毎日のように言い続けた。彼女の姿に光るものが見えたのだ

名古屋国際で日本最高記録を出したのは、それからなんと二ヶ月後だった。  

たったひとつの言葉にも、『人を変える魔法の力』があるのだ。
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